観光協会が自立計画で町から分離
町振興公社に事務局・業務委託
飯島町観光協会(会長・高坂町長)は26日夜、農村環境改善センターで臨時総会を開き、町から分離し、事務局を町振興公社に委託することに合意し、関係する条例改正を議決した。
町はふるさとづくり計画(自立計画)の外郭団体改革プランの中で、観光資源の現状、会員の構成から町が中心になっての運営は困難とし、観光協会を町から分離する(事務局機能を持たない)ことを決めた。これを受け、観光協会は理事会を開き、観光協会の持つネームバリューや会員の意向を考え、機能を振興公社に委託し、存続させる方向で、臨時総会に諮った。
会の冒頭で、高坂町長は「観光協会は発足8年を経過し、観光振興に寄与してきたが、行政コストの圧縮や、観光資源の状況など総合的判断で、行政に事務局を置くのは困難と言う結論に達した」と経過に触れてあいさつ。
会員からは「事務局が町と振興公社の違いは」「委託事務費はどの位か」などの質問が出され、事務局は「事務経費を行政負担から、観光協会の予算から振興公社に支払うことになる。概算で20万円位」とした。