大正大学の学生が箕輪町の魅力や課題について調査報告
町に提言
箕輪町と交流がある東京都豊島区の大正大学の学生は、去年8月末から9月初旬にかけて行った町の魅力や課題についての現地調査の結果を、19日に報告しました。 19日は、現地調査報告会が、町地域交流センターで開かれ、調査にあたった大正大学地域創生学部地域創生学科の学生4人が発表しました。 学生は、昨年度から移住定住をテーマに調査・研究に取り組んでいて、今年度は住民97人にアンケートを行い、「町への愛着を持つ機会」などについて調べました。 「町の文化や歴史についてどのぐらい知っていますか」との質問では、「古田人形芝居は8割の人が知っている」という結果が得られました。 学生は、「歴史や文化を知る機会が多い街だと思う」と話していました。 学生たちは、町の移住定住のテーマ「ほどほどの田舎暮らし」のサブタイトルをみんなで考えてみてはどうか、SNSを活用したフォトコンテストを開いてはどうかなどと、町に対して提言しました。 町では、「結果を参考に、活力ある地域を作っていきたい」としています。