中学生のイメージ 8割「大人は疲れている」
伊那青年会議所が1,240人を対象にアンケート
中学生から見た大人のイメージについてアンケートを行った伊那青年会議所は、28日に集計結果を発表しました。 およそ8割の子どもが「大人を尊敬できる」と答えた一方で「疲れているイメージだ」と回答しています。 伊那市内で伊那青年会議所主催のワークショップが開かれアンケート結果が報告されました。 3月1日~15日まで、伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の全ての中学校の2年生1,240人を対象に行い、1,145人から回答がありました。 大人のイメージについて「元気か疲れているか」との問いには79.8%が「疲れている」、「尊敬できるか」との問いには84.7%が「尊敬できる」と回答しました。 「かっこ悪い大人とは」との問いには、「マナーが悪い」が最も多く、次いで「お礼や感謝ができない」「人には言うが自分はやらない」「家族や友人を大切にできない」「差別をする」などとなっています。 このアンケートは、子どもの成長を願う上で自らの姿を振り返る必要があるとして今回初めて行われました。 ワークショップでは、青年会議所のメンバーのほかに中学校の教諭やPTA役員など教育関係者も加わり、大人がどのような姿を見せていくべきか意見を交わしました。