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高遠城合戦の図の屏風 お披露目

空間デザイナー 池上 典さん制作

高遠城合戦の図の屏風 お披露目

 伊那市出身で東京都日野市在住の空間デザイナー池上 典(のり)さんが制作した、高遠城合戦の様子を描いた屏風が29日、お披露目されました。  この日は、伊那市の高遠町歴史博物館でお披露目式が行われました。  6枚組の屏風で、高遠城の合戦が描かれています。  戦国時代の天正10年3月2日、武田信玄の五男・仁科五郎盛信が守る高遠城を、織田信長の長男・信忠が攻め落とした様子です。  屏風の端から中央に向かってストーリーが進んでいきます。  富県貝沼の一夜の城に軍を構える信忠。そして本丸に追い詰められた盛信が描かれています。  池上さんは、精密に描くためにこの屏風の倍の大きさで下書きし、半分に縮小して色づけしたということです。  池上典さんが制作した「高遠城合戦(がっせん)の図」の屏風は、6月17日まで一般に公開されます。  高遠町歴史博物館の入館料は一般400円、小中学生200円となっています。

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