中尾歌舞伎 後援会来月設立へ
発起人会が会見開く
会員の減少などに伴い1年間休止し、来月の公演に向けて活動を再開している伊那市長谷の中尾歌舞伎を支援しようと、後援会設立に向けた動きが始まっています。 29日は、伊那市役所で、後援会の設立を目指す発起人会が非公開で開かれ、会議後に記者会見が開かれました。 後援会の発起人は、白鳥孝伊那市長、松田泰俊伊那市教育委員長、川上健夫伊那商工会議所会頭、長谷地域協議会の伊藤稔会長、中尾区の西村寿区長、元長谷地域自治区長の中山 晶計さんの6人です。 後援会組織として賛助会員を募り、年会費を集めて資金的に保存会をバックアップするほか、会計・広報などの事務的業務を行う組織を整えたいとしています。 後援会組織とは別に、長谷中学校がファンクラブの立ち上げを計画していて、中学生と中尾歌舞伎とのかかわりの中から後継者を育成していきたいとしています。 今後は、当面の間長谷公民館が事務局を務めます。 中尾歌舞伎保存会の活動再開の公演は、来月29日(日)に、中尾座で行われます。