高遠城址公園 満開に
1日の開花から一気に咲き進み
天下第一の桜として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園の桜が、5日、満開となりました。 過去最速の今月1日に開花宣言が出された高遠城址公園は、5日に、満開となりました。 城址公園には、小ぶりで赤みが強いタカトオコヒガンザクラという固有種、1,500本が植えられています。 開花から4日間、20度以上の暖かい日が続き、今日満開となりました。 見どころの一つ桜雲橋近くでは、訪れた人が足を止め、写真を撮るなどしていました。 本丸東側の堀には池があり、桜の花を映していました。 また、中央アルプスの残雪と桜の共演も楽しめます。 伊那市によりますと、天候にもよりますが、15日頃まで楽しめそうだということです。
ボランティアガイドが活躍
また、訪れた人たちをもてなそうと、5日から、ボランティアによる観光ガイドが始まりました。 ガイドを行っているのは、伊那市観光ボランティアガイド「い~なガイドの会」です。 会員は、観光客の質問に答えながら、桜の見どころを紹介していました。 30分500円のワンコインで、公園内を案内するもので、今日は11人のガイドが活動しました。 高遠閣近くには観光案内所を設置して、訪れた人にパンフレットを手渡したり、食事ができる場所を案内したりしていました。 高遠城址公園の桜まつり期間中は様々なイベントが企画されています。 園内にはハート形のフォトフレームが設置されていて、写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿するとプレゼントがあたるキャンペーンが行われています。 6日から散り終わりまではライトアップが行われるほか、スタンプラリーや、高遠囃子の巡行、田楽座の公演などが予定されています。