伊那市防災コミュニティセンター 開館
大規模災害時の対策拠点となる伊那市防災コミュニティセンターの開館式が、7日行われました。 防災コミュニティセンターは、伊那市西町の伊那市民体育館西側に整備されました。 この施設は、大規模災害で伊那市役所が使えなくなった場合に災害対策本部を設置したり、自衛隊や消防など外部からの支援の受け入れ拠点となります。 平時は、生涯学習や文化活動に利用できます。 鉄筋コンクリート造り平屋建て、延べ床面積はおよそ1,050平方メートル、工事費は4億2,700万円です。 多目的ホール、研修室、調理室、創作室などがあり、更衣室やシャワー室も整備されています。 外には防災備蓄倉庫があり、発電機や投光器、浄水器などが保管されているということです。 7日は内覧会が開かれ、地域住民が見学に訪れていました。 11日からは、各研修室などの貸し出しが始まります。 生涯学習の講座は、伊那市総合型地域スポーツクラブに委託し、6月頃から開かれる予定です。