高遠城址公園 夜桜見物客で賑わう
桜奏会 高遠囃子の巡行
さくら祭りが行われている高遠城址公園で、9日、江戸時代から伝わる高遠囃子の巡行が行われました。 高遠囃子を保存継承している桜奏会のメンバーが、提灯を先頭に太鼓や笛などを演奏しながら公園内を練り歩きました。 高遠閣を発着点に、桜雲橋を渡り園内を一周するコースで、行きはゆっくりとしたテンポの本囃子を演奏しました。 桜奏会では、花見客が訪れるこの時期に毎年演奏を披露していて、今年は花の進みが早かったため、日程を前倒しして行われました。 帰りはテンポが早く賑やかな帰り囃子を演奏しました。 演奏は、13日金曜日にも行われる予定です。
桜雲橋ライトアップ
園内では、ライトアップが行われていて、昨夜も多くの人で賑わいました。 桜雲橋の下から見上げる夜桜です。 桜は現在散り始めで、水面に浮かんだ花びらも楽しむことができます。
高遠閣 カラーライトアップ
また、高遠閣周辺がピンク色にライトアップされている他、プロジェクター投影による一味違った夜桜を楽しむことができます。
高遠ダムも桜色
こちらは、高遠城址公園南側の高遠ダムです。 さくら祭りに合わせて、桜色にライトアップされています。 ダムを管理する県企業局南信発電管理事務所が、市や市観光協会と連携して今シーズンから実施しているものです。 県企業局では、「ダムを知ってもらういい機会になっている。来シーズン以降も続けていきたい」としています。 高遠城址公園、高遠ダムのライトアップは、桜の散り終わりまで行われます。