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伊那市長選 白鳥氏3選果たす

支持者を前に感謝を述べる

伊那市長選 白鳥氏3選果たす

任期満了に伴う伊那市長選挙は、22日に投票が行われ、即日開票の結果現職の白鳥孝さんが3選を果たしました。 市長選には3人が出馬し、現職の白鳥さんが1万7,269票、新人の八木択真さんが9,602票、同じく新人の三石佳代さんが1,702票で、白鳥さんが3選を果たしました。 3氏のコメントです。 白鳥氏「支えてくださった皆さんに、改めて御礼申し上げます。安定と飛躍という言葉に加えて、対話と現場主義で3期目に取り組みたいです」 八木氏「力不足でした。支持してくださった方々には、本当に申し訳ない思いでいっぱいです」 三石氏「知名度・公約を浸透させられず、力の無さを痛感しました」 今回の市長選は、有権者数5万5,399人に対し、投票者数は2万8,826人で、投票率は52.03%となっています。 これは、前回選挙よりも14.42ポイント下回り、市町村合併後最も低い数字でした。

一夜明けて3期目の抱負を語る

当選から一夜明けた23日、白鳥さんの選挙事務所には支持者らが訪れていました。 白鳥さんは、テレビや新聞の取材を受け、現在の心境や3期目にかける思いを話しました。 「3期目が始まるんだなという思いです」 3選を果たした白鳥さんの得票率は、平成22年の初当選が約64%、平成26年の前回選挙が約77%で、今回は約60%と過去2回を下回りました。 「数字に一喜一憂するのではなく、3期目の中身を皆さんに話ながら進めていきたいです」 3期目についてはこれまで行ってきたことの継続を強調し、社会インフラの整備や移住定住促進、木質バイオマスなどによる再生可能エネルギーの普及、リニア中央新幹線・三遠南信自動車道の開通への準備に取り掛かりたいとしています。 「2期8年の継続事業については、遅れのないように取り組んでいきたいです」 肉付け予算については、6月議会に提出するとしています。 3期目の任期は、4月30日から2022年4月29日までとなっています。

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