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足元から考える健康教室

足元から考える健康教室

 宮田村の地域活動グループ「いきねっと宮田」は29日、日本転倒予防運動指導協会副理事長の牧内隆雄さん=飯田市=を講師に足元から考える健康教室を村民会館で開いた。一般住民約60人が参加して、老後も元気に過ごすための日常の体の手入れについて学習。見落としがちな指や足裏の感覚の大切さを学び、楽しみながら簡単な体操に挑戦した。
 牧内さんは、転倒による骨折が原因で寝たきりになる人が多いと説明。ちょっとした気づかいが老後の暮らしに影響することを話し、誰でも気軽にできる体のメンテナンスを教えた。
 特に足元のケアについて繰り返し指導。靴や靴下の正しいはき方を解説し、本来の足の機能を回復させることが転倒予防につながると話した。
 丸めてボール状にした新聞紙を足指でつかむなど、ゲーム感覚の体操も紹介。参加者は普段余り気にかけない足裏の感覚をよみがえらせながら、笑顔で取り組んだ。
 イスに立ったり座ったりする連続運動や基本的なストレッチなども学習。ほんの少し自分自身の体を見つめ直すだけで、体の感覚が軽くなるくことを肌で感じていた。
 いきねっと宮田は女性の視点でむらづくりに協力しようと活動。身近な生活問題をテーマに、住民に広く参加を呼びかけて講演会や学習会などを開いている。

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