医療・介護従事者の悩み解決へ 相談所開設
在宅高齢者の支援を行う、医療・介護従事者などの相談支援窓口が、1日から伊那市役所に設置されました。 窓口が設置されたのは、市役所1階の高齢者福祉課です。 在宅医療や介護連携について悩みを抱える、市内の医療機関や介護保険事業所、地域包括支援センターの関係者の相談に、看護師の職員が応じます。 市によりますと、医療依存度が高く家族の受け入れが難しいことから在宅介護に切り替えられない、認知症で薬の管理ができず自分で飲むことができないなど、少ない時でも月に4、5件の相談があるということです。 窓口の設置で、看護師が常駐することになり、これまでよりも充実した相談支援ができるようになりました。 伊那市では「今までは体制が十分でなかったため、相談したくてもできない人もいたと思う。これからは気軽に相談に来て欲しい」と話しています。