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春の叙勲 信州大学名誉教授 入江鐐三さん

春の叙勲 信州大学名誉教授 入江鐐三さん

春の叙勲 教育研究功労で瑞宝中綬章を受章した、信州大学名誉教授の入江鐐三さんの喜びの声をお伝えします。 「嬉しい。定年まで続けられたのは、いろいろ支えていただいた皆さまのおかげだと思っております」 瑞宝中綬章を受章した、伊那市美原で、信州大学名誉教授の入江鐐三さん、79歳。 香川県出身の入江さんは、京都大学農学部を卒業後、三重大学に助手として就職しました。 32歳の時に信州大学農学部に着任し、有機化学や環境保全化学を専門としています。 65歳の時には、10か月かけてログハウスの研究所を建てました。 現在は、下水の汚泥やし尿処理に効果がある細菌を研究していて、県内の下水処理施設の汚泥の分解にも協力しています。 「下水とかの水処理の汚泥を分解するということはできないとみんな思っている。下水処理場の菌自体の分解性が低いから。私の保有する菌を持っていったら、全部分解して汚泥がどーんと減った」 “研究は失敗8割、成功2割”それでも楽しさややりがいを感じると話します。 「一歩先を。最先端のその向こうがどうなっているかちょっと覗いてみたい」

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