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初の山小屋用味噌が完成

初の山小屋用味噌が完成

伊那市観光株式会社が運営する山小屋で使用する初めての手作り味噌が完成し、15日にお披露目されました。 去年3月に山荘の管理人3人が仕込んだ味噌で、伊那産の大豆およそ60キロを使い、170キロの味噌が完成しました。 この日は、伊那市観光株式会社社長の白鳥孝伊那市長宅で味噌がお披露目されました。 伊那市観光が運営する西駒山荘、こもれび山荘、塩見小屋の管理人が集まり、焼きおにぎりや豚汁などで味噌を味わいました。 西駒山荘の宮下拓也さんは「優しい味で美味しい。これならお客さんに喜んでもらえる」、こもれび山荘の竹元直亮さんは「自信を持って美味しいと言える味噌ができました」、塩見小屋の岡和宣さんは「思っていた以上に美味しいものができた」と、話していました。 味噌づくりは、地元産の材料でつくった味噌を使って登山客をもてなそうと、去年初めて行われました。 この日は、来年用の味噌の仕込みも合わせて行われました。 手作り味噌を使った料理は、西駒山荘、こもれび山荘、塩見小屋で6月頃から提供されるということです。

仙丈小屋の新管理人 狩野さんも味噌づくりに参加

作業には、公募や審査の末、今月初旬に新たな仙丈小屋の管理人に決まった狩野俊一(かのうしゅんいち)さんも参加しました。 狩野さんは、群馬県出身の39歳で、これまでこもれび山荘で11年間、料理長を務めてきました。 狩野さんは「長衛さん(南アの開拓者竹澤長衛)は誰でも楽しめる山にしたいと話していたと聞いたので、いろんな人が楽しめる山小屋にしていきたい」と話していました。 狩野さんの契約は今月から来年3月末までで、1年ごと契約を更新していくことになっています。

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