新山地区循環バス利用者 前年度比100人減
伊那市新山地区を走る循環バスについて考える「新山地区循環バスを育てる会」が15日に開かれ、バスの利用状況が報告されました。 この日は、会のメンバー10人ほどが集まりました。 会は公共交通の利用を促進し、地元路線を守り育てていこうと平成27年に発足しました。 昨年度の利用状況が報告され、前年度よりも103人少ない979人で1便あたりの平均利用者数は4.9人だったということです。 このうち、250人ほどは、会が企画したツアーの参加者だということで、実際の利用者はおよそ730人、1便あたり3人ほどだということです。 羽場昇(はばのぼる)会長は「交通弱者の足を守っていくために、改めて効率の良い運行を考えていかなければならない」と話していました。