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国道152号高遠バイパス最終の東高遠工区680メートル着手

 国道152号高遠バイパスの最終工事となる東高遠工区の安全祈願祭と起工式が30日あり、県や町職員、地権者、施工業者ら50人余が出席した。
 県や高遠町が進めている高遠バイパス事業は、大型車の交通対策、観桜期の渋滞緩和などを目的に、1979(昭和54)年度に着工。全長7・6キロのうち、これまでに6・9キロが完成、供用されている。
 残りの東高遠工区は、町道的場公園線から国道361号の高砂橋まで高遠城址の西側を通る延長680メートル。幅員は11メートルで、車道は2車線6・5メートル、片側歩道(2・5メートル)。およそ100台を収容する観桜期用の駐車場がある町道的場公園線から約100メートル間は、両側歩道となる。事業費約8億5千万円をかけ、08年度中の完成を目指す。
 また、同工区沿道の景観を考える委員会の検討結果を反映し、建設区域に予定している橋りょうのデザインは、近くの高遠大橋との調和をとるなど「周辺の自然環境に違和感を与えない」ように配慮した計画になっている。
 式で伊東義人町長は「生活、産業・観光用の道路として地域住民の待ちわびた重要な路線であり、新伊那市の新たな発展と飛躍にもつながる」とし、早期完成に期待した。

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