三浦久さんがコンサート
「自身に向けてメッセージ、普遍性感じてほしい」
フォークシンガーで信州大学非常勤講師の三浦久さんのコンサートが20日JA上伊那西箕輪支所で開かれました。 辰野町出身の三浦さんは、ボブ・ディランやレナード・コーエンの歌詞や評論、研究書の翻訳などでも知られています。 コンサートは、西箕輪九条の会のメンバーらによる実行委員会が開きました。 会場には、50人が訪れ、語り掛けるように歌う三浦さんの歌声に耳を傾けました。 三浦さんは、これまでに10枚を超えるアルバムを出していて、最新作は、3年前にがんの手術を乗り越えた後の「9つの物語」です。 コンサートではその中の歌も歌いました。 三浦さんは「自身に向けたメッセージとして歌っている。その中から普遍性を感じてもらえたらうれしい」と話しています。 家族や社会へのメッセージを歌う三浦さん。 コンサートでは、東日本大震災で亡くした友人を歌った曲も披露され、訪れた人たちの共感を呼んでいる様子でした。 三浦さんは、6月9日に辰野町のライブハウスでほたる祭りライブを計画しています。