子どもたちが農耕馬で代かき
農耕馬を使った代かきが伊那市高遠町の田んぼで21日行われ、近くの園児や小学生が体験しました。 代かきは、高遠町の有機農園オーガニックファーム88代表の林亮さんの3アールの田んぼで行われました。 林さんは、4年前から高遠町で馬を使った農林業を行っている馬方、うまや七福の横山晴樹さんに依頼して作業を行っています。 今ではほとんど見ることがなくなりましたが、馬を使った作業は昭和30年頃まで行われていたということです。 林さんは昔ながらの作業を体験してもらおうと高遠第2第3保育園の園児と高遠北小学校の2年生を招待しました。 横山さんが飼育している雄馬ビンゴに馬鍬(まんが)と呼ばれる道具をつけ、子どもたちが代掻きに挑戦しました。 子どもたちは泥の感触を楽しみながら作業をしていました。 中には、馬が引く勢いについていけない園児の姿もありました 今週末に代かきをした田んぼで田植えが行われることになっています。