アクト・ジャパン 六道原工業団地の用地取得
伊那市と土地売買契約締結
神奈川県横浜市に本社を置く株式会社アクト・ジャパンは、伊那市美篶の六道原工業団地の土地売買契約を伊那市と締結しました。
28日は市役所で調印式が行われ、アクト・ジャパンの青木伸栄(のぶひで)社長と白鳥孝市長が土地売買契約を交わしました。
アクトジャパンが取得した土地は、伊那市美篶の六道原工業団地のおよそ3,600㎡で、売買価格は4,400万円となっています。
アクト・ジャパンは、ハイブリッドICや液晶の部品を、南箕輪村の伊那工場で製造しています。
車の配線に使われる部品の量産などに対応できる設備を整えるために新たに土地を取得し、現在の伊那工場から移転します。
新しい工場は、延床面積2,000㎡、鉄骨平屋造を計画しています。
青木社長は「今いる従業員がそのまま働けるということもありこの場所を選んだ。従業員の生活を支えていけるよう何年できるかわからないが頑張っていきたい」と話していました。
白鳥市長は「近隣では今後国道153号バイパスの整備も進みアクセスも良くなる。伊那の地からさらに飛躍していただきたい」と話していました。
今回の移転に伴い、アクト・ジャパンでは5人の増員を予定しているということです。
着工は7月の予定で、来年3月の完成、操業開始を目指します。