災害時に活躍 2人乗り車いすを寄贈
千曲市の有限会社米生物産は、災害時用の二人乗り車いすを29日、伊那市に寄贈しました。
こちらが今回寄贈された、二人乗り車いす「助人くん」です。
2人が座り、1人で押したり引いたりすることができます。
災害時には、1人の力で2人を同時に避難させることができるということです。
この日は、米生物産の米澤生久代表が市役所を訪れ、車いすを伊那市に寄贈しました。
普段はリヤカーやベンチとしても使え、常に目につくところに置くことで、いざという時に瞬時に持ち出せるということです。
白鳥孝市長は「アイディア満載の商品で災害時に機能的だと感じた。乗り心地もスムーズでどこでも使えそうだ」と話していました。
米生物産では、今回も含め県内20の市町村に二人乗り車いすを寄贈しています。