全国新酒鑑評会で大吟醸「井乃頭」 金賞受賞
伊那市の造り酒屋・漆戸醸造株式会社が県内産の美山錦で作った大吟醸の「井乃頭」が全国新酒鑑評会で金賞を受賞しました。
漆戸醸造が金賞を受賞したのは平成19年以来11年ぶりとなります。
回、金賞を受賞したのは県内で栽培された酒米・美山錦を使った大吟醸酒です。
漆戸醸造では5年前からこの米を使い、大吟醸を仕込んできました。
社長の漆戸正彦さんによりますと「果実のような甘い香りが程よくあり、味は甘みがあるが、切れの良い酒ができた」という事です。
全国新酒鑑評会は、明治44年に始まった唯一の全国規模の鑑評会です。
今回は、全国から850点が出品され232点が金賞を受賞しました。
漆戸醸造では、兄で社長の漆戸正彦さんと、弟で杜氏の漆戸貴彦さんの2人で酒造りをしています。
「大吟醸 金賞受賞酒 井乃頭」は数量限定で7日から販売されます。
価格は720ミリリットル入りで税別・4,500円となっています。