伊那市自主防災組織連絡会 発足
情報共有と連携で地域の防災力の強化へ
自主防災組織の情報共有や連携を強化していこうと伊那市自主防災組織連絡会が5月31日に発足しました。
31日は伊那市の伊那市防災コミュニティセンターで設立総会が開かれ、市内の184団体の関係者およそ140人余りが出席しました。
会長には連絡会理事で伊那地区区長会長の唐澤規夫さんが選ばれました。
伊那市によりますと、市内には区や常会単位でつくる自主防災組織が184団体あります。
災害が発生した場合に隣近所で助け合う共助を目的に昭和54年頃から作られたという事です。
伊那市では市民からの要望を受け、組織間の情報共有や連携により個々の防災力を高めていこうと、連絡会を発足させました。
連絡会では今年度、防災知識や防災スキル向上の為の研修会を開催する他、地域に適した避難方法や安否確認についての研究を進めていく事にしています。