ぶどうの房切り
箕輪町の果樹農家、高田知行さんのぶどう畑では、より質が良く形が整ったぶどうを作るために行う房切り作業が行われています。
高田さんの40アールの畑では、およそ10種類のぶどうを栽培していて今は、ナガノパープルの房切りが行われています。
房切りは、養分を集中させるためおよそ3センチほどに切り整えていくもので、ぶどうの品質や房の形を決める重要な作業だということです。
高田さんは、東京都江戸川区出身で、7年前にIターンで箕輪町へ移り住み農業を始めました。
箕輪町の農家で研修を行い、ぶどうの他、りんごなども栽培しています。
7日は、汗ばむ暑さの中、パートタイムの職員が脚立を使って房切りを行っていました。
ナガノパープルは、長野県のオリジナル品種で「巨峰」と「リザマート」の交配により誕生した大粒のぶどうです。
高田さんは、伊那市の伊那ワイン工房に醸造を依頼し、ナガノパープルをワインにして3年前から販売しています。
辛口で香りが楽しめるワインに仕上がっているということです。
ワインは、箕輪町の農産物直売所にこりこでハーフボトル375㎖2130円で販売しています。