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残業60時間 働き方改革へ

残業60時間 働き方改革へ

伊那市教育委員会が、市内の小中学校21校の教職員に対して行った時間外勤務の調査結果が19日、市総合教育会議で報告されました。
ひとりあたりの平均時間外勤務は1か月間でおよそ60時間となっています。

会議は市役所で開かれ、教職員の働き方改革の取組状況の報告の中で時間外勤務の調査結果が公表されました。

今年4月・5月に行った調査によると、最も多い学校では、平均81時間、最も少ない学校でも平均47時間で、全体の平均は60時間となっています。
ただ、前の年の同じ期間の調査に比べ、平均で2時間ほど少なくなっています。

市教育委員会では、今年5月から、中学校に部活動指導員が導入されたことや、タイムカードの導入による意識改革によるものではないかとしています。

4月には市内小中学校の校長ら6人ほどでつくる働き方改革委員会も立ち上がっていて、白鳥孝市長は「教職員の声を吸い上げ、改革に向けて検討を進めていってほしい」と呼びかけていました。

教育委の行事 運営主体変更

また、この日の会議では、春の高校伊那駅伝や伊澤修二記念音楽祭などのイベントの運営を、これまでの教育委員会から市全体で行うことについて協議が行われました。

教育委員会が、教育に関する職務に専念するためのもので、今後、検討が進められることになっています。

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