上農の「うしパン」商品化へ
南箕輪村の上伊那農業高校加工班の生徒は、牛乳やチーズなどを材料にしたオリジナルの「うしパン」作りを28日に行いました。
この「うしパン」が元になったパンが大芝高原味工房で商品化される計画です。
30日に南箕輪村民センターで開かれる「牛乳セミナー」に向けて加工班の生徒がうしパンを作りました。
うしパンは、去年開かれた牛乳・乳製品利用料理コンクール県大会で優勝した上農オリジナルの蒸しパンです。
地元産の牛乳、卵やチーズ、スキムミルクなどを混ぜ、練りゴマのペーストで牛の柄を再現します。
食べる時に生産者の想いを少しでも感じてもらいたいと考え、牛柄のパンにしたということです。
鈴木優梨香班長は「食べた人に、少しでも牛のことや生産者の方のことを考えてもらえるようにと思い、牛柄にしました」と話していました。
うしパンは、柄はそのままでメロンパンにするなどの改良を加え、大芝高原味工房で商品化される計画です。
30日に村民センターで開かれる牛乳セミナーでは、上農のオリジナル版と味工房の改良版の両方を試食することができるということです。