伊那美術展 力作並ぶ
今年で94回目を迎える、伊那美術協会の作品展が1日から、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
洋画、日本画、彫刻、工芸など、会員の作品およそ100点が展示されています。
伊那美術協会は、前身となる黒百合会が発足した大正13年から、これまで94年間、毎年展示会を開いています。
作品の大半を占める絵画は、例年に比べて大作が多く、見ごたえがありあます。
このうち最高賞の伊那美術協会賞には、伊那市の大澤政和さんの洋画「移ろふもの」が選ばれています。
自分の世界観をテーマを持って表現している点が評価されたということです。
ある会員は「絵が好きな人だけでなく、いろんな人に見てもらいたい」と話していました。
第94回伊那美術展は8日(日)まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。入場は無料です。