長衛の思い出を語る座談会
親族や親交のあった20人が集まる
南アルプスで登山道整備などに尽力した竹澤長衛の思い出を語る
座談会が30日伊那市長谷、南アルプスの大平山荘で開かれました。
座談会には長衛の親族や親交があった人などおよそ20人が集まりました。
長衛は明治22年に伊那市長谷で生まれ南アルプスで登山道を整備したり山小屋を建設してきました。
山案内や狩猟を生業とし69歳でその生涯を閉じました。
座談会では長衛とともに山へクマ撃ちに出かけた経験がある矢澤章一さんと建石繁明さんがその時の様子を撮影した写真や映像を交えながら話をしました。
集まった人たちは2人のクマ撃ちに出かけた時の話を興味深げに聞いていました。
座談会は長衛の遺徳を偲ぶ長衛祭に合わせて開かれたものです。
会場となった大平山荘は長衛の孫が管理していて登山者の宿泊や休憩場所となっています。