高山植物保護取締130件
啓発発動を強化
高山植物等保護対策協議会南信地区協議会の総会が伊那市の南信森林管理署で4日に開かれ、昨年度の保護取り締まり件数が130件だった事が報告されました。
総会では高山植物を保護するための保護取り締まり件数が、昨年度は前の年度より12件少ない130件だった事が報告されました。
内訳は、無許可採取、摘み取りなどの厳重注意が11件、踏み荒らし、禁止区域への侵入、ゴミの投棄など注意指導が119件となっています。
昨年度は、南アルプス、八ヶ岳、霧ヶ峰、中央アルプスの4つの地域で行政関係職員など延べ1,771人が高山植物の保護パトロールを行いました。
協議会では、植物を保護するための立ち入り禁止の意味を理解していない人が依然として多くみられる事から啓発活動を強化していきたいとしています。