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美篶小生まれのアサギマダラが飛び立つ

美篶小生まれのアサギマダラが飛び立つ

 伊那市の美篶小学校で生まれ育った渡りのチョウ「アサギマダラ」が、5日に飛び立ちました。
アサギマダラは、日本本土のほか、南西諸島や台湾にも移動する渡りの蝶です。
美篶小学校の児童の手から、今日飛び立っていきました。
これは、先月20日に撮影した映像です。
 アサギマダラのサナギは黄緑色につややかに光ります。手洗い場でもサナギになっていました。
 このアサギマダラは、5月27日におこなわれた地区のイベント・()広山)ハイキングで見つけた卵を、金山(かなやま) (けん)教頭が中心となって育ててきました。
 そして、3日に4匹、5日に1匹、全部で6匹羽化しました。
 5日は5年生が、羽にマーカーで「みすず小」と書いていました。
 アサギマダラの愛好者のネットワークがあり、羽に書かれた文字を通して交流しているということです。
 子どもたちは、マーキングした蝶を、外に放ちました。
 5日羽化したチョウは、羽が乾くのを待って外に放つということです。
 

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