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「読書楼」地域住民に公開

旧高遠藩の藩校「進徳館」の最後の師範代とされる北原節堂()の私塾「読書楼()」が伊那市高遠町西高遠にあります。
読書楼はこれまで明治時代の建物とされていましたが、去年行われた調査で江戸時代中期の武家屋敷の可能性が高いことがわかりました。
7日は読書楼が地域の人に公開され、建物の所有者で北原節堂()玄孫()にあたる北原俊史()さんが説明をしました。
読書楼は、木造一部二階建てで、1階に4部屋、2階に茶室があります。
進徳館の最後の師範代とされる北原節堂()の私塾でこれまで明治時代の建築とされていました。
去年8月北原さんが専門家に調査を依頼したところ、間取りが1830年頃の江戸時代の武家屋敷の図面と一致したということです。
さらに部屋の壁には柱の跡があり、改築した痕跡があることから、江戸時代中期の建築の可能性があるとしています。
ここに駕篭()のためのスペースがあり、玄関には駕篭を乗り降りするための「式台()」があることから、節堂()は駕篭を使って高遠城へ行っていたことがうかがえるということです。
建物の活用については伊那市教育委員会と話し合い検討していくとしています。
なお読書楼は、一部近代様式に改築されていることから、俊史さんは「いずれは改築してしまった部分も昔の姿に戻したい」としています。
 
 

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