蛍の餌「カワニナ」を思沢川に投入
伊那市御園の思沢川に蛍を育てる会のメンバーは、12日、蛍の幼虫の餌となるカワニナを、川にまきました。
12日は、メンバーが思沢川(おもいざわがわ)に集まりました。
地区の水路で2時間かけてつかまえたというカワニナ5キロが用意されました。
蛍を育てる会では、20年近く前から、地区に蛍を取り戻す取り組みをしています。
先進地を視察したり、詳しい人に話を聞くなどして、環境整備を進めてきました。
蛍の幼虫の餌となるカワニナを川に投入する作業もその一環です。
取り組みの成果があり、毎年蛍の乱舞が見られるようになっていて、今年は2000匹が舞ったということです。
カワニナは、年に3~4回、川に投入しています。
蛍を育てる会には、御園地区を中心に、およそ100人の会員がいて、蛍の舞う地域づくりを支えているということです。