鹿嶺高原と市街地結ぶツアー 商品化目指す
南アルプスの観光資源としての魅力を創出するために検討を進める伊那商工会議所の特別委員会が12日開かれ、入笠山・鹿嶺高原と市街地を結ぶツアーを商品化していく目標が確認されました。
この日は、特別委員会が、伊那商工会館で開かれ、委員が意見を交わしました。
特別委員会は南アルプスの観光資源としての魅力を創出しようと、現地調査や観光コースの検討を行ってきました。
鹿嶺高原のキャンプ場と伊那市街地をつなぎ、山岳観光をベースに商店街の魅力を連動させたツアーが企画されました。
委員らは、「山で自然に出会い、街で人に出会えるツアーになるといい」「現地までは自力で集合し、そこから案内する現地発着ツアーが世界的になっているので、その流れに乗れるといい」といった意見が出ていました。
今年10月にモニターツアーを行う予定で、最終的には旅行業者に委託し商品化したいとしています。