南箕輪村戦没者慰霊祭
日清日露戦争から太平洋戦争で亡くなった人の霊を慰める南箕輪村戦没者慰霊祭が13日村公民館で行われました。
慰霊祭には遺族などおよそ80人が出席し戦没者に黙祷を捧げ、花を手向けました。
戦没者慰霊祭は、南箕輪村と村社会福祉協議会が毎年この時期に行っています。
南箕輪村では、太平洋戦争などで170人余りの命が失われています。
唐木一直村長は「戦争の悲惨さを風化させることなく平和の尊さを伝えていかなければならない。
恒久平和の実現に取り組み、平和で豊かな村づくりを行っていきたい」と話していました。
南箕輪村遺族会を代表して山口一男会長は「戦後から73年、遺族は常に悲しい思いをしてきた。
会員は66人と年々減少しているが、戦争の愚かさや悲惨さ、平和の尊さを伝えるのが遺族の役割と思い、活動していきたい」と話していました。