保育園や学校にエアコン設置へ
記録的な猛暑が続いていることなどから伊那市の白鳥孝市長は熱中症対策として、市内の公立の保育園や小中学校などにエアコンを設置する考えを示しました。
これは、25日伊那市役所で開かれた定例記者会見で白鳥市長が明らかにしたものです。
熱中症による救急搬送が増加していることなどから、特に危険度が高いとされる子供たちの安全を確保するものです。
緊急対応として今年度予算枠の中で、エアコンが設置されていない保育園の未満児室と対応の必要な保育室、7園8室に盆までに設置する計画です。
また、来年の夏前までに保育園の全保育室にエアコンを設置する予定です。
他に、子育て支援センターや学童クラブに必要なエアコンを設置します。
出来るだけ早く対応するため9月議会の補正予算に計上する予定です。
小中学校には、現在保健室やパソコン教室などの特別教室に設置されています。
小中学校の全教室に段階的にエアコンを設置する計画で、伊那市では学校現場の声を聴きながらできるだけ早く対応したいとしています。
小中学校などへのエアコンの設置については今日、日本共産党伊那市議団からも白鳥市長らに要望が出されました。