ニホンジカ効率的に捕獲へ
伊那市の南信森林管理署は、ニホンジカの効率的な捕獲をするため、上伊那猟友会と宮下建設㈱の3者で「ついで見回り・通報」の基本合意書に8日、調印しました。
「ついで見回り・通報」は、南信森林管理署の請負事業所の宮下建設が、ニホンジカがワナにかかっているのを見つけたら、上伊那猟友会に通報するというものです。
猟友会の負担を少なくし、効率的にシカを捕獲する狙いです。
宮下建設は、伊那市長谷の浦国有林内の船形沢地すべり工事を行っていて、作業場所へ向かう通勤時や休憩時間にワナの見回りを行います。
通報を受けた上伊那猟友会は、ニホンジカを捕獲し処理します。
今後は、作業場所へ向かう道路周辺にワナを設置する計画です。
期間は工事が終了する来年1月29日までとなっていて、南信森林管理署では、この取り組みを拡大していきたいとしています。