信州総文祭伊那では伝統芸能
高校生の芸術文化の祭典、全国高校総合文化祭・2018信州総文祭が7日開幕し県内各地の会場で、全国の文化部の高校生が熱いパフォーマンスを披露しています。
伊那市の伊那文化会館では、8日から郷土芸能部門が始まりました。
郷土芸能の部には、57校およそ1400人が参加し太鼓や民謡を披露します。
県内からは、辰野高校と阿南高校が出場し、辰野高校の桜陵太鼓部がトップバッターで演奏をしました。
演奏した曲は、桜花爛漫です。
学校の桜が咲き乱れる様子を表現したオリジナル曲です。
部員たちは、「打って楽しく、魅せて楽しませる」を目標に練習に励んできたということです。
郷土芸能の部には、上伊那と下伊那の高校生およそ600人がスタッフとしてかかわっています。
郷土芸能部門では郷土芸能関係者6人が審査員にあたり10日に上位4校が表彰されることになっています。
郷土芸能の部は、10日まで伊那市の伊那文化会館で行われています。
松本市街地ではパレード
7日は、開会を記念して松本市の中心市街地でパレードが行われました。
マーチングバンドやバトントワリングに取り組む高校生57団体およそ2100人が全国各地から参加しました。
一行は、伊勢町通りのMウイング前を出発し、国宝松本城までパフォーマンスをしながら進んでいきました。
パレードを観覧した秋篠宮同妃両殿下は、行進する生徒に拍手を贈っていました。
パレードがゴールに到着すると国宝松本城を背に代表チームによるパフォーマンスが行われ訪れた人たちを楽しませていました。
長野市では新聞部門
また、長野市では7日から若里市民ホールで新聞部門の展示がはじまりました。
午前中、長野県と全国133の高校が学校ごとに取材した記事や学校紹介をまとめた模造紙を県内およそ50人の生徒で張っていきました。
ホクト文化ホールでは、県内の産業部門の生徒26人が期間中入り口に飾るタペストリーガーデンの制作に追われていました。
県内の農業高校の生徒が育てた5色の3354鉢のペチュニアで穂高連峰をデザインしています。
信州総文祭は、11日(土)まで県内17の市と町で開催されます。