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老松場古墳群で発掘体験

老松場古墳群で発掘体験

関西大学と伊那市教育委員会が調査を進めている伊那市東春近の老松場古墳群で、子どもを対象にした発掘体験が18日行われました。
 伊那市内の小学生21人が参加し、関西大学文学部考古学研究室の学生や教授らと発掘調査を体験しました。
幅1m、長さ4m50センチの区画の中をスコップで堀りました。
関西大学と市教委では去年から3年計画で老松場古墳群の調査を行っていて、1号墳は南信最古の前方後円墳の可能性があることがわかりました。
今年は6日から古墳の規模や形の調査をしていて、1号墳では古墳の表面に石を敷き詰める「()()」の装飾が施されていることがわかりました。
子どもたちはその葺石を発掘していました。
伊那市教育委員会では、体験を通して子どもたちに地域の歴史に興味をもってほしいとしています。
今年度の現地調査は9月6日まで行われるということです。
 
 

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