りんご農家 伊藤さん講演
新規就農者などを対象にしたセミナーが21日、伊那市のJA上伊那本所で開かれ、高遠町や箕輪町などでりんごを栽培している信州のりんご与古美代表の伊藤剛史さんが講演しました。
伊藤さんは、高遠町で果樹農家の長男として生まれ、大学卒業後は会計事務所で働き、5年前に新規就農しました。
幼い頃から祖父と父が果樹農家として働く姿を見て育ち、りんごを育てたいと思うようになったということです。
結婚を機に南箕輪村に移住し、現在は高遠町・箕輪町・南箕輪村の3か所でりんごを栽培しています。
毎年3,000本の苗を作って土地を探し植えていることや、今後の目標を話しました。
セミナーは、持続可能な地域営農体制の構築と発展を実現させようと、新規就農者や認定農業者などを対象にJA上伊那が開いたもので、およそ130人が出席しました。