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「バス育」で園児がバスに試乗

「バス育」で園児がバスに試乗

子ども達にバスを通じて公共交通の大切さを知ってもらう「バス育」の一環で、伊那市高遠町の高遠保育園の園児が28日、バスの乗り方を教わりました。

園児らはステップを上がり、バスに乗り込みます。
歓声をあげながら座席に座りました。
バス会社の職員からは、座席にきちんと座ること、バスが走っている時は席を立たないこと、止まって扉が開くまで動かないこと、を守ってくださいと説明がありました。
職員から説明を受けると、高遠保育園から高遠駅に向けて出発です。
園児らは自分の知っている建物の横を通り過ぎると指をさして歓声を上げていました。

28日は、高遠保育園の年少から年長までおよそ100人が、クラスごとにJRバス関東の車両に乗りました。
「バス育」は、伊那市地域公共交通協議会がバス会社の協力を得て進めています。
幼少期からバスを身近に感じることで、公共交通の大切さを知ってもらうとともに、利用拡大につなげていこうと、今年度からスタートさせました。

伊那市企画政策係の福澤誠係長は「この地域では車で移動することがほとんどだと思う。公共交通機関の良さを知ってもらい、乗るきっかけにしてもらえればうれしい」と話していました。

伊那市では今後、他の園でもバスの乗り方の説明やバスの試乗体験を行っていくということです。

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