高遠城下まつり 郷土芸能を披露
伊那市高遠町の高遠城下まつりが1日中心商店街で行われ、訪れた人たちでにぎわいました。
ステージが設けられたイベント広場では、郷土芸能などが披露されました。
オープニングでは、高遠中学校の3年生約50人が高遠太鼓を打ち鳴らしました。
また、高遠北小学校と高遠小学校の児童が、武田信玄の五男・仁科五郎と織田軍との戦いを表現した舞「孤軍高遠城」を披露しました。
高遠城下まつりは、旧高遠町時代から続く地域の夏祭りで、前身の絵島まつりから数えて今回で49回目となります。
中心部を通る国道361号は歩行者天国となり、地域住民による屋台が出店され賑わっていました。
東京都三宅村にタカトオコヒガンザクラ贈る
また、1日は、伊那市の白鳥孝市長から東京都三宅村の櫻田昭正村長にタカトオコヒガンザクラが贈られ、目録が手渡されました。
旧高遠町と東京都三宅村は江戸時代の悲恋 絵島・生島の縁で昭和45年から交流をしています。
過去に贈ったタカトオコヒガンザクラは、塩害や2000年の噴火の影響で枯れてしまったことから、今回再び3本を送ることにしました。
苗木は11月頃、絵島の恋人生島の墓の近くに植えるということです。