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若手アーティスト展 現代染色の世界

若手アーティスト展 現代染色の世界

20代から30代までの若手作家5人による染色作品の展示会「現代染色の世界」が伊那市高遠町の信州高遠美術館で今日から始まりました。
会場には、若手作家5人による染色作品14点が展示されています。
この展示会は、若手作家の発表の場として平成27年から始まり、今年は「染色」をテーマに開かれました。
企画から携わったという高遠町出身の藤沢まゆさんは、大漁旗の制作に使われる「筒描()き」という技法を使った作品を展示しています。
2007年に制作したこちらの作品は高遠町の冬の夜空をイメージしているということです。
群馬県在住の大竹()()()さんは「ろうけつ染め」という技法を使って女性の姿を描いています。
北海道在住の樫尾()()()さんは、色をにじませる独特の技法を使って、横10メートル、縦4メートルの作品を制作しました。
 石川県在住の安達()大悟()さんの作品は、板締()()りという技法を使ったインスタレーション作品で、音をイメージして70メートルほどの布を染めたということです。
このほか、大阪府出身の小倉()()さんの作品も展示されています。
「現代染色の世界」は10月21日(日)まで信州高遠美術館で開かれています。
15日と10月20日には染色のワークショップも予定されています。
 

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