鎧塚さん農産物加工施設などを視察
信州みのわ愛す工房では根橋さんから話しを聞く
東京都渋谷区でスイーツの専門店を経営するパティシエの鎧塚俊彦さんが、10日に、中南信地域の農産物加工施設などを訪れ、商品の味見や商品開発のアドバイスなどをしました。
10日は、鎧塚さんが伊那市と箕輪町、塩尻市の5つの店舗や醸造所などを訪れました。
このうち、箕輪町南小河内の「信州みのわ愛す工房」では、ジェラートに地元産の果物や牛乳を使用していることなど、経営者の根橋英夫さんから説明を受けました。
県では、県産食材のブランド力向上と情報発信を目的に、食の分野で全国的に知名度が高い5人を「おいしい信州ふーど大使」に委嘱しています。
鎧塚さんは、平成27年に54歳で亡くなった女優の川島なお美さんの夫で、ヨーロッパの三ツ星レストランで日本人として初めてシェフパティシエを務めました。
スイーツを通じた農業と地方の活性化に取り組んでいて、平成24年に大使に委嘱されています。
根橋さんは、酪農も営んでいて、鎧塚さんは生乳の試飲を急遽希望し味わっていました。
今回の視察は、10月にBSフジの特別番組でも放送されるということです。
視察は11日にも行われます。