いなたびスクール開講
ツアーを住民自らが企画
都市部から伊那市長谷へ観光客を呼び込むツアーを住民自らが企画するための講座「いなたびスクール」が、19日に開講しました。
伊那市創造館で1回目の講座が開かれ、市内に住む4人が参加しました。
講師は、東京都に本社を置く旅行会社Ridiloverの田渕良典さんが務めます。
講座は、県がRidiloverに委託し初めて開いたものです。
伊那市が移住定住策に力を入れている事から長谷地区がツアーの開催地になりました。
住民自らがツアーを企画する事で地域資源を掘り起こし、都市住民との交流を図ろうという狙いです。
昨夜は、ツアーの企画書を作成するための心構えなどを学びました。
田渕さんは「ツアー参加者に変化が起こるような企画をたてる事が大切です。参加者の変化が地域の変化に繋がるので、どうゆう伊那市をつくっていきたいか、まずは自分自身で考えてもらいたい」と話していました。
いなたびスクールは次回28日に開かれ、受講生それぞれが考えたツアー企画の中間報告を行います。
最終的に4人の企画からツアーとして首都圏の住民向けに実施するものが一つ選ばれ、12月に行われる事になっています。