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1811/(月)

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被災地の布で作品づくり

被災地の布で作品づくり

東日本大震災で被災した呉服店の着物などを使って作品をつくる「ちくちくきものワークショップ」が、伊那市荒井のワイルドツリーで27日に開かれました。
このプロジェクトは、東日本大震で被災した宮城県石巻市の呉服店の着物などを使って、50cm四方の布の作品を作るものです。
伊那市荒井出身でクラリネット奏者の橋爪惠一さんは、震災後楽器を被災地に送る支援を行いました。
その後、妻のしおみえりこさんが被災した呉服店のことを知り、このプロジェクトを始めました。
取り組みは日本のみならず世界33か国に広がっていて、およそ2,300枚の作品が完成したということです。
作品づくりは、被災地の布が無くなるまで続きます。
10月12日に、橋爪さんのコンサートが伊那市のいなっせで開かれる予定で、会場にはおよそ300枚が展示されることになっています。
また、津波で流されてしまった石巻市の文化ホールの新しいホールが2020年に完成する予定で、プロジェクトではホールの緞帳に作品を使用してもらうよう呼び掛けているということです。
 

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