伊那市と三井住友海上が協定締結
31日にはキックオフイベント開催
伊那市は、東京都に本社を置く三井住友海上火災保険株式会社との地方創生に関する包括連携協定を、1日に締結しました。
1日は、市役所で締結式が行われ、白鳥孝市長と岡大輔関東甲信越本部長が協定書を取り交わしました。
協定内容は、観光資源のPRや、市が進めているIoT・AIの取り組みの有効活用、地産地消の推進など11項目です。
市が行うドローン実験のリスクマネジメントについての連携を図る他、三井住友海上が持つ世界42か国のネットワークを使い企業の海外進出をサポートします。
三井住友海上が同様の内容で市町村と協定を結ぶのは、長野県では初めて、全国では15番目だということです。
今回協定を結んだ理由について、三井住友海上では春の高校伊那駅伝への協賛を13年前から行っている他、顧問が市のふるさと大使を務めていること、IoTの推進など未来志向の行政運営に取り組んでいることなどをあげています。
なおキックオフ事業として、三井住友海上の女子陸上競技部アドバイザーの土佐礼子さんによるスポーツ指導者向けの講演会が、31日水曜日に市役所で開かれます。