山と街を結ぶモニターツアー
鹿嶺高原でパノラマ体感
伊那市の山と街を結び新たな観光コースを模索するモニターツアーが6日と7日の2日間行われました。
6日は標高1,800メートルにある鹿嶺高原の雷鳥荘に泊まった
人たちが眼下に広がる伊那谷の風景を楽しんでいました。
モニターツアーは伊那商工会議所が企画したもので東京や愛知などから6組20人が集まりました。
ツアーではテントも貸し出され東京から訪れたカップルが利用しました。
モニターツアーを企画した伊那商工会議所では9年後のリニア中央新幹線開通やインバウンドの拡大を見据え、南アルプスを魅力ある観光資源とするため調査研究を行っています。
山を楽しんだあとは中心市街地を訪れる
参加者は鹿嶺高原で1泊しバスで移動して市内の中心商店街を訪れました。
中心商店街では地元の祭りを見学したりレトロな街並みを散策するなどしていました。
ツアーには外国人も参加し日本の文化に触れていました。
今回のモニターツアーは宿泊費のほか、食事やバス代など合わせて7,000円で設定されました。
伊那商工会議所では宿泊施設の設備やツアーの内容、価格などについてアンケート調査を行い今後の誘客に生かしていくことにしています。