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2211/(金)

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みなかた保育園児が養命酒第1工場を見学

養命酒発祥の地

みなかた保育園児が養命酒第1工場を見学

 中川村大草のみなかた保育園年長児12人は30日、大草北組の養命酒発祥の地、養命酒第1工場の資料館を見学した。
 園児らは酒蔵を昭和50年代に改造した資料館内で、400年前、塩沢宗閑翁が旅人から製法を伝授され、養命酒を醸造するなど絵物語で歴史を学んだ。また、創業から岡谷市に移転にする51年まで醸造に使われていた桶や殺菌装置、仕込みがめ、瓶詰め機など道具や備品、看板、ポスター、パッケージなどを見て回った。
 園児らは「大きいかめ、何に使うの」「なんて書いてあるの」と質問するなど、興味津々の様子だった。
 中川村の産業遺産である同工場は、慶長7年、塩沢家が家業として薬酒、養命酒を醸造、1923年、法人化し、以来岡谷市に移転にするまで養命酒を製造し、その後、99年まで漬物を製造していた。現在は閉鎖し、工場も資料館も一般公開していない。

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