上伊那茶道連盟合同茶会
上伊那茶道連盟の合同茶会が14日伊那市山寺の常円寺で開かれました。
合同茶会は、表千家・裏千家・大日本茶道学会の3つの流派で作る上伊那茶道連盟が流派をこえて交流を深めようと2年に1度開いています。
訪れた人は千円の会費で3回お茶を味わうことができます。
濃いお茶をたて、数人で回し飲みをする「濃茶席」は、表千家が担当しました。
最も格が高い形式で、作法も複雑だということです。
「薄茶席」は大日本茶道学会が担当しました。
裏千家は、椅子に座って茶をたてる「立礼席」でもてなしました。
上伊那茶道連盟の久保田裕子会長は、「茶道は、お茶を飲むだけでなく、器を楽しむなど様々な要素がある総合芸術です。日本の伝統に触れてもらい、後世に伝えていきたい」と話していました。