園児と住民が貝沼を散策
伊那市の富県保育園の年長園児は30日、地域住民と一緒に散歩をしながら身近な自然に触れました。
この日は、富県保育園の年長園児14人と、地域住民でつくる貝沼の自然環境を守る会のメンバー8人が、富県貝沼地区を散歩しました。
守る会では、5年ほど前から子ども達に地元の自然に触れてもらおうと地区の散策を行っていて、毎年夏に実施していましたが今年は初めて秋に行われました。
園児たちは歌を歌ったり、きのこや虫などを見つけていました。
散歩の途中、落ちているクルミを見つけると、会のメンバーがとんかちで割り、出てきた中の実をみんなで食べていました。
天神様が祀られている石碑の前に到着すると「かっこいい1年生になれますように」と全員で頭を下げていました。
貝沼の自然環境を守る会では「世代を超えて会話をしながら触れ合う機会をこれからも大切にしていきたい」と話していました。