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ドローンを活用した森林調査

ドローンを活用した森林調査

上伊那森林組合は、林業の効率化を図ろうと初めて小型無人機ドローンを使った樹種や材積量を調査する実験を伊那市福島の森林で31日、行いました。
31日は、伊那市福島のセイブグリーンパーク西側の樹種転換予定地およそ9ヘクタールで調査を行いました。
航空撮影をして樹種や材積量を調査します。
これは、スマート林業の実現に向け県や信州大学、林業事業者などでつくる協議会「スマート林業タスクフォースNAGANO」の事業の一環で行われたものです。
協議会では今年度、ドローンを利用した森林の詳細解析を県内10か所で行う計画で、このうちの一つに上伊那森林組合が選ばれました。
上伊那森林組合では、今年4月にドローンの活用を考えるプロジェクトチームを立ち上げ、一人が操縦技能の資格を取得しました。
31日は、その資格を持つ職員が操縦をし、8分間のフライトを2回行いました。
高さ100メートルになるとドローンは自動飛行となります。
およそ120枚の写真を撮影しました。
今後は、専用の解析ソフトを使い木の高さや位置が分かる画像を作成する予定です。
上伊那森林組合では、「先進的な取り組みを進めていきたい」としています。
 

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