伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
1811/(月)

ニュース

人と森を繋ぐ「森JOY」

人と森を繋ぐ「森JOY」

伊那市ミドリナ委員会主催の“森と歓喜する”をテーマにしたイベント「森JOY」が4日、ますみヶ丘平地林で行われました。
イベントではコンサートが開かれ、伊那市在住のピアニスト平澤真希さんのオルガンの演奏に合わせて、長谷中学校の1年生と国内外で活動するバリトン歌手、髙橋正典()さんが歌を歌いました。
他に、伊那市芸術文化大使の唐木さちさんによる花入れや、地元の林業関係者による間伐の実演などが行われました。
森JOYは、伊那市が進める50年の森林ビジョンをサポートするため今年4月に発足したミドリナ委員会が主催したものです。
森の中で様々な体験をすることで、人と森を繋ごうと企画されました。
ミドリナ委員会ではこれまで月に1回イベントを行ってきましたが、森JOYは規模を拡大し市内の企業や団体に呼び掛け実現させました。
イベントでは、「森で未来を語る」と題してパネルディスカッションも行われました。
白鳥孝市長や信州大学の学生、伊那西高校の生徒など5人が話をしました。
白鳥市長は、「資源を使う、育てる、また使うという循環が森林の未来に必要だ」と話しました。
伊那市50年の森林ビジョン推進委員で平澤()()社長の平澤()()()さんは、「森林を作る研究は進んでいるが利用する研究が足りない。若い人たちに期待したい」と話していました。
ミドリナ委員会では現在、都市部の企業と伊那市の森林がコラボレーションするビジネスプランを企画していて、来年度以降に実施していきたいとしています。

前のページに戻る 一覧に戻る